DIY用のコードレスドライバーや、安全機能を搭載したプロ用工具で有名なBOSCH(ボッシュ)。
新機能を搭載した製品を、世界に向けて次々と発表し続けています。
この記事では、そんなBOSCH(ボッシュ)の歴史や工具の特徴・Webカタログ・おすすめモデル・新製品情報までご紹介していきます。
「ボッシュの電動工具が好きなので、メーカーのことも知りたいな」という方は、ぜひご覧ください。
【BOSCH(ボッシュ)とは1】メーカーの歴史
まずは、BOSCH(ボッシュ)の歴史についてご紹介します。
BOSCH(ボッシュ)とは?自動車部品・電動工具の製造メーカー
BOSCH(ボッシュ)とは、ドイツに本拠地を置く自動車部品・電動工具の製造メーカーです。
自動車部品メーカーとしては世界最大、電動工具メーカーとしても世界第3位のシェアを誇る、一大グローバル企業となっています。
BOSCH(ボッシュ)の歴史
ボッシュの創業者ロバート・ボッシュは、1886年にドイツのシュツットガルトに町工場「精密機械と電気技術作業場」を設立します。
当時は初期の電話システムや電子ベルの設置などの作業を引き受けていました。
そんななか、1902年に従来の点火装置を改良した「マグネトー式高圧点火装置」の点火装置の開発に成功。
その後も自動車用照明システムやスターターモーターなどの新装置を開発し、世界屈指の自動車部品サプライヤーとしての地位を確立します。
第一次世界大戦後は、ドイツの自動車産業の危機を受け、新しい事業に取り組むことに。
電動バリカンの市販化や、1932年には世界初のハンマードリル開発に成功します。
1952年には、アタッチメントをつけ替えることで、さまざまな用途に使えるDIY用電動工具「Bosch Combi」を発売し大ヒットに。
1950年代は戦災からの復興にともなうDIYブームが起こったため、それが契機となり、ボッシュはヨーロッパで大きな成功を収めます。
こうして「DIY用」という電動工具の新しい分野を開拓したボッシュ。
現在も、ドイツのほか9カ国を開発拠点として、プロフェッショナル用とDIY用で異なるラインナップの電動工具を製造しています。
【BOSCH(ボッシュ)とは2】コードレス電動工具
次にBOSCH(ボッシュ)の代表製品である、コードレス電動工具についてご紹介します。
[BOSCH(ボッシュ)のコードレス電動工具①]特徴
BOSCH(ボッシュ)のコードレス電動工具の特徴は、コード式と同様に安全性を追求している点です。
安全・確実・カンタンにディスクグラインダーの砥石が交換できる「X-LOCK」システムなどが当てはまります。
また、近年はコードレス化を最優先として、全カテゴリーでのコードレス化を推進しています。
[BOSCH(ボッシュ)のコードレス電動工具②]BITURBO(倍ターボ)搭載 ディスクグラインダー
2020年8月、コード式を超える「BITURBO(倍ターボ)テクノロジー」を搭載した新シリーズの第一弾がリリースされました。
それがディスクグラインダー「GWX 18V-15SC5H」です。
「BITURBO(倍ターボ)」は、ボッシュ史上最強のモーターと、新世代バッテリー「ProCORE18V」の組み合わせによって最大でコード式の1800Wに匹敵するパワーを発揮。
名称「BITURBO(倍ターボ)」は、「従来の2倍のパワーを生み出す」として命名されました。
【BOSCH(ボッシュ)とは3】Webカタログ
次に、BOSCH(ボッシュ)のWebカタログをご紹介します。
BOSCH(ボッシュ)電動工具 総合カタログ
BOSCH(ボッシュ)X-LOCKシリーズカタログ
BOSCH(ボッシュ)プロのためのハンドツールカタログ
【BOSCH(ボッシュ)とは4】プロ用・DIY用電動工具の見分け方(カラー分け)
BOSCH(ボッシュ)の電動工具は、本体カラーで「プロ用・DIY用電動工具」を見分けることができます。
ここでは、その工具の見分け方(カラー分け)についてご紹介します。
BOSCH(ボッシュ)プロ用電動工具の本体色=青(Bosch Blue)
BOSCH(ボッシュ)のプロ用電動工具の本体色は「青色」です。
青のボディに赤字の「BOSCH」が映えますね。
プロ用工具の青は「力強さ」を表現しており、「Bosch Blue」と呼ばれます。
プロ用では「Health and Safety(安全衛生)」を第一に、最新テクノロジーを注入。
安全クラッチ機構、二重絶縁構造、キックバック防止機構など、作業者を守る世界初の技術を取り入れた工具を製造しています。
BOSCH(ボッシュ)DIY用電動工具の本体色=緑(Bosch Green)
BOSCH(ボッシュ)のDIY用電動工具の本体色は「緑色」です。
DIY用工具の緑は「安心感・親しみ」を持てる印象をとのことで、「Bosch Green」と呼ばれます。
DIY用では、電動工具でリチウムイオンバッテリーを世界初搭載した「IXO(アイ・エックス・オー)」シリーズが代表格。
世界で累計1900万台を販売し、「ハンディタイプコードレスドライバー」という新市場を開拓したブランドです。
【BOSCH(ボッシュ)とは5】おすすめコードレス電動工具
ここでは、人気雑誌で紹介されたBOSCH(ボッシュ)の「おすすめコードレス電動工具」をご紹介します。
[おすすめコードレス電動工具①]BOSCH(ボッシュ) コードレスドライバーIXO 6型
☆この商品は、人気雑誌『月刊グッズプレス 2021年5月号』で紹介されています!
世界で初めて、「リチウムイオン電池を使用したコードレスドライバー」を発売した「BOSCH(ボッシュ)」。
それが「IXOシリーズ」で、2012年には1200万台を販売し、世界で最も売れている電動工具として知られます。
IXO 6型(IXO6)は、握る強さで回転速度を変えられ、初心者もカンタンに操作できるコードレスドライバーです。
最大の特徴は、さまざまな「別売りアタッチメント」をつけることで、次のような便利機能を使えること。
工具だけでなく、ペッパーミルなどキッチン用品としても活躍します。
- ワインオープナー
- ペッパーミル
- バーベキューファン
- マルチカッター
- トルクアダプター
- アングルアダプター(狭い場所でのネジ締めがしやすくなる)
- スミヨセアダプター(壁際のネジ締めがしやすくなる)
- ドリルアダプター
[おすすめコードレス電動工具②]BOSCH(ボッシュ) コードレスマイクロソー CUT118
☆この商品は、人気雑誌『月刊グッズプレス 2021年5月号』で紹介されています!
CUT118は、世界初となる「ナノブレードテクノロジー」により、少ない振動でスムーズに切れるコードレスマイクロソーです。
ブレードが変形しないので、垂直に近い切断面を実現。
「ソフトグリップ」を採用しているため、片手での切断も安定して行えます。
◆「全メーカーのなかのおすすめ電動工具」を知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
【BOSCH(ボッシュ)とは6】電動工具の新製品情報
記事の最後に、BOSCH(ボッシュ)電動工具の新製品情報をご紹介します。
[BOSCH(ボッシュ)新製品情報①]コードレスせん定ばさみ EASYPRUNE(2021年型):近日発売
EASYPRUNE(2021年型)は、ふつうのせん定ばさみを使うように「パワーアシストカット機能」によるせん定ができるコードレスせん定ばさみです。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの「BOSCH(ボッシュ)」人気ランキング
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの「BOSCH(ボッシュ)」人気ランキングは、こちらからご覧いただけます。
「BOSCH(ボッシュ)のどんな工具が売れているのか」を選ぶときの参考にどうぞ。
参考文献・サイト・データ
この記事では、こちらの文献やサイトを参考にさせて頂いています。
- 雑誌『ドゥーパ!2020年10月号』Gakken
- サイト『BOSCH』