国内電動工具の販売数No.1メーカーであるMakita(マキタ)。
その工具は、プロからDIYユーザーまで幅広く愛用されていますね。
この記事では、マキタの歴史や工具の特徴・Webカタログ・おすすめモデル・新製品情報までご紹介していきます。
「マキタの電動工具が好きなので、メーカーのことも知りたいな」という方は、ぜひご覧ください。
【Makita(マキタ)とは1】メーカーの歴史
まずは、マキタの歴史についてご紹介します。
Makita(マキタ)とは?電動工具国内シェアNo.1メーカー

Makita(マキタ)とは、株式会社マキタが展開する電動工具ブランド。
電動工具市場の国内シェアは約60%で、No.1です!
さらに世界170カ国でも製品を販売。
世界の電動工具シェアは約25%で、ブラックアンドデッカーに次ぐ第2位と、世界的ブランドとなっています。
Makita(マキタ)の歴史
Makita(マキタ)を展開する㈱マキタの前身となる「牧田電機製作所」は、愛知県名古屋市に1915年に創業されます。
従業員わずか4人の町工場で、モーターや変圧器などの修理販売がメインでした。
しかし1950年代に入ると、朝鮮戦争後の不況の波を受け、営業不振に。
そこで社員たちは、「独自製品の開発」に乗り出します。
試行錯誤の末、1958年に国産初の携帯用電気カンナ「モデル1000」を開発。

このカンナが全国の木工業者から好評となり、電動工具の専門メーカーへと転換していきます。
1970年代には、アメリカを中心に輸出を拡大。
シカゴやロサンゼルスなど大都市にサービス拠点を設立し、顧客の要望にきめ細かく応えることで、少しずつ売上を伸ばしました。
その後、フランスやイギリスなどにも市場を拡大し、「世界のマキタ」へと成長していきます。
1991年には、現在の「株式会社マキタ」に商号を変更。

そして2005年には、世界初のリチウムイオンバッテリー搭載インパクトドライバー「TD130D」を発売しました。
そこから数多くのリチウムイオンバッテリー搭載製品を発売し、現在は多数のラインナップをそろえます。
【Makita(マキタ)とは2】コードレス電動工具
次にMakita(マキタ)の代表製品である、コードレス電動工具についてご紹介します。
Makita(マキタ) Li-ion 40Vmax シリーズ
マキタの「Li-ion 40Vmax シリーズ」は、40vリチウムイオンバッテリーを使用した充電工具。
マキタ独自の「スマートシステム」を搭載し、最適給電と最適充電を実現した、次世代型バッテリーといえます。
「クラス最速の金物ビス締めつけ(充電式インパクトドライバ:TD001GZ)」や「土台への座掘り穴あけスピードNo.1(充電式ドライバドリル:DF001GZ)」など、作業効率を向上させるコードレス工具です。
業界最多のコードレス工具ラインナップ

Makita(マキタ)のコードレス工具は、業界最多のラインナップです。
リチウムイオンバッテリーシリーズ全体で、なんと476モデルも!
それぞれ次のモデルがあり、国内シェアNo.1の貫禄を見せつけます。
- 40v:18モデル
- 36v:12モデル
- 18+18→36v:52モデル
- 18v:287モデル(18+18シリーズ含む)
- 14.4v:138モデル
- 10.8v(スライド式):100モデル
- 10.8v:29モデル
- 7.2v:13モデル
【Makita(マキタ)とは3】Webカタログ
次に、3種類あるMakita(マキタ)のWebカタログをご紹介します。
Makita(マキタ)総合カタログ

Makita(マキタ)総合カタログ
Makita(マキタ)DIY工具(ホーム用電動工具)カタログ

Makita(マキタ)園芸カタログ

【Makita(マキタ)とは4】プロ用・DIY用電動工具の見分け方(カラー分け)
Makita(マキタ)の電動工具は、本体カラーで「プロ用・DIY用電動工具」を見分けることができます。
ここでは、その工具の見分け方(カラー分け)についてご紹介します。
Makita(マキタ)プロ用電動工具の本体色=青(マキタブルー)

Makita(マキタ)のプロ用電動工具の本体色は「青」です。
この青色は、通称「マキタブルー」と呼ばれ、ユーザーに親しまれています。
この青色は、1965年ごろから使われています。
これは、樹脂強化用に混ぜるガラス繊維による変色を目立たせないようにするため採用されたそう。
さらに、「製品の品質が均一であることを、色でも伝えたい」という思いも込められています。
Makita(マキタ)DIY用電動工具の本体色=緑

Makita(マキタ)のDIY用電動工具の本体色は「緑」です。
プロ用機器で培ったノウハウを生かした低価格の良質製品が、数多くラインナップされています。
【Makita(マキタ)とは5】2022年にエンジン製品を生産終了に

現在マキタでは、トリマやカッタ、刈払機、チェーンソーなどの、エンジン製品を販売しています。
そんななか「エンジン製品は2022年3月31日で生産を終了する」と発表されました。
これは環境問題に対する意識の高まりと、充電製品へのニーズの拡大によるとのこと。
今後は「脱エンジン・コードレス化」を加速させるそうです。
より便利なコードレス工具を、どんどん販売してほしいですね。
【Makita(マキタ)とは6】おすすめコードレス電動工具
ここでは、人気雑誌で紹介されたMakita(マキタ)の「おすすめコードレス電動工具」をご紹介します。
[おすすめコードレス電動工具①]マキタ 充電式ドライバドリル DF330DWX
☆この商品は、人気雑誌『月刊グッズプレス 2021年5月号』で紹介されています!

DF330DWXは、小型・軽量ボディながら「キーレスチャック」装備で、豊富な先端工具を活用できる充電式ドライバドリルです。
しっかり握れる「ソフトグリップ」に、1充電あたり木ネジ締めつけ約130本と優れた作業量で、初心者でも扱いやすくなっています。
[おすすめコードレス電動工具②]マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSHX
☆この商品は、人気雑誌『月刊グッズプレス 2021年5月号』で紹介されています!

DF012DSHXは、クラッチの作動と同時にモーターがストップする「オートストップ機構」搭載で、高精度で均一な締めつけができる充電式ペンドライバドリル。
0.53kgの軽量、全長218mm(折り曲げ時)の小型ボディで、狭い場所でも扱いやすいことが特徴です。
[おすすめコードレス電動工具③]マキタ 充電式ジグソー JV103DSH
☆この商品は、人気雑誌『月刊グッズプレス 2021年5月号』で紹介されています!

JV103DSHは、高性能の「BLモーター」を搭載し、前モデルとくらべ切断スピードが2倍、1充電作業量が2.3倍となった充電式ジグソーです。
思わぬ起動を防ぐ「待機スイッチ」や、切断時のみ高速回転となる「ソフトノーロード」を装備し、作業効率を徹底追求しています。
◆「全メーカーのなかのおすすめ電動工具」を知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
【Makita(マキタ)とは7】電動工具の新製品情報
記事の最後に、Makita(マキタ)電動工具の新製品情報をご紹介します。
[マキタ新製品情報①]充電式震動ドライバドリル HP487DRGX(2021年4月新発売)

HP487DRGXは、前モデルとくらべ12mm短くなったコンパクトボディに、「ハイパワーブラシレスモーター」を搭載し最大トルクが40N・mとハイパワーな充電式震動ドライバドリルです。
[マキタ新製品情報②]充電式ラジオ MR005GZ(2021年4月新発売)

MR005GZは、トリプルスピーカーとマルチアンプを搭載し、最大10台まで接続可能で離れた場所でも同じ音楽を再生可能な、充電式ラジオです。
[マキタ新製品情報③]充電式クリーナ CL001GRDW(2021年3月新発売)

CL001GRDWは、パワフルモード時でも65dBとクラス最高の静音性と、吸込仕事率125Wのハイパワー(パワフルモード時)を実現した充電式クリーナです。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの「Makita(マキタ)」人気ランキング
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「Makita(マキタ)のどんな工具が売れているのか」を知る参考にどうぞ。
・Amazon:マキタ の 売れ筋ランキング
・楽天市場:マキタ 電動工具本体ランキング
・Yahoo!ショッピング:「マキタ電動工具」のランキング
参考文献・サイト・データ
この記事では、こちらの文献やサイトを参考にさせて頂いています。
- 雑誌『ドゥーパ!2020年6月号』Gakken
- サイト『マキタ』