コードレス工具や丸ノコなどで有名なHiKOKII(ハイコーキ)。
プロからDIYまで、多くのユーザーに愛用されていますね。
この記事では、HiKOKIの歴史や工具の特徴・Webカタログ・おすすめモデルまでご紹介します。
「HiKOKII(ハイコーキ)ってどんなメーカーなんだろう」という方は、ぜひご覧ください。
【HiKOKI(ハイコーキ)とは1】歴史とブランド変更
まずは、HiKOKIの歴史とブランド変更についてご紹介します。
HiKOKI 園芸工具 総合カタログHiKOKI(ハイコーキ)とは?

HiKOKIとは、工機ホールディングス㈱が展開する電動工具のブランドです。
HiKOKI(ハイコーキ)の歴史
HiKOKIを展開する工機ホールディングスの前身は「日立工機」。

日立工機は1948年に創業し、電動工具や採炭工具を製造しました。
「パワフル・耐久性が高い・精度が高い」として、日立工機の電動工具は高く評価され、順調に拡大。
ヨーロッパへの輸出も開始しました。
1977年には、さまざまな新技術を盛り込んだ「電気ハンマードリルPR-38E」を発売。
ビル建設の件数増加にともない、ロングセラーとなります。

1980年には卓上丸ノコを開発します。
さらに、1986年にはスライド機構を組み込み、「小型ながら幅広材が切断できる世界初の卓上丸ノコ」を発売しました。
これが好評となり、工務店の必需品となります。
そして1984年には、「コードレスインパクトレンチ」を業界で初めて発売。
この開発が、現在のコードレスシリーズへのはずみとなりました。
社名変更と「HiKOKI(ハイコーキ)」へのブランド変更

日立工機は、2017年に日立グループを離脱。
そして2018年6月には、社名を工機ホールディングスに変更しました。
2018年10月には、これまで「HITACHI」や「Hitachi koki」で親しまれていたブランド名を「HiKOKI」に変更し、新たなスタートを切っています。
新しいブランド名「HiKOKI」は、3つの強み(高い技術力、高い信頼性、高い成長性)を「High(高い)」で表現し、社名とかけ合わせたのが由来です。
【HiKOKI(ハイコーキ)とは2】コードレス電動工具
次にHiKOKI(ハイコーキ)の代表製品である、コードレス電動工具についてご紹介します。
HiKOKI(ハイコーキ)のコードレス電動工具の特徴:マルチボルト蓄電池
現在、電動工具のコードレス化はどんどん進んでおり、「2022年にはコードレス工具の構成比率は47%まで伸びる」と考えられています。
そんななかで、HiKOKIのコードレス工具の特徴は「36vモデルと18vモデルの両方で使えるマルチ蓄電池」です。

これまでは、36vモデルには専用の蓄電池しか使えませんでした。
18vモデルも同様です。
そのため、36vモデルの丸ノコと、18vの電動ドライバーを持っている場合、充電池は2種類もつ必要がありました。
しかしマルチボルト充電池なら、マルチボルトシリーズに対応した36vモデル(50モデル)と18vモデル(69モデル)の両方で同じ充電池を使うことができます。
ひとつの充電池で、対応モデルが119モデル(2020年10月時点)になり、ユーザーとしてもこれは大変お得です。
【HiKOKI(ハイコーキ)とは3】プロ用・DIY用電動工具・エンジン工具の見分け方(カラー分け)
HiKOKI(ハイコーキ)の電動工具は、本体カラーで「プロ用・DIY用電動工具・エンジン工具」を見分けることができます。
ここでは、その工具の見分け方(カラー分け)についてご紹介します。
HiKOKI(ハイコーキ)プロ用電動工具の本体色=緑(アグレッシブグリーン)

HiKOKIのプロ用電動工具の本体色は「緑色」です。
パワフル・最速・最軽量など、多くの業界No.1記録をもつプロ用工具がそろっています。
コーポレートカラーも同じく緑色(アグレッシブグリーン)で、これは日立工機初期の頃から使われています。
HiKOKI(ハイコーキ)DIY用電動工具の本体色=青

HiKOKIのDIY用電動工具の本体色は「青色」です。
工具の品質は高いまま、価格が手頃になっています。
HiKOKI(ハイコーキ)エンジン工具の本体色=オレンジ

HiKOKIのエンジン工具の本体色は「オレンジ色」です。
パワフル&高性能が特徴な、刈払機とヘッジトリマ、ブロワ、チェーンソーがあります。
【HiKOKI(ハイコーキ)とは4】Webカタログ
HiKOKI(ハイコーキ)のWebカタログは、こちらから見ることができます。
HiKOKI 電動工具 総合カタログ

HiKOKI DIY工具 総合カタログ

HiKOKI 園芸工具 総合カタログ

【HiKOKI(ハイコーキ)とは5】おすすめ電動工具
記事の最後に、人気雑誌で紹介されたHiKOKI(ハイコーキ)のおすすめ電動工具をご紹介します。
[HiKOKIおすすめ電動工具①]ハイコーキ 10.8Vコードレスドライバドリル FDS12DAL
☆この商品は、人気雑誌『月刊グッズプレス 2021年5月号』で紹介されています!

FDS12DALは、重さ1.1kgと軽量&500mlペットボトルと同じ大きさ(217mm)とコンパクトで、取り回しの良いコードレスドライバドリル。
小型・軽量な10.8Vバッテリーで新たに登場した「スライド式」を装備で、着脱がカンタンです。
[HiKOKIおすすめ電動工具②]ハイコーキ マルチボルト(36V)コードレスインパクトドライバ WH36DC
☆この商品は、人気雑誌『月刊グッズプレス 2021年5月号』で紹介されています!

WH36DCは、ビット揺れを17%軽減し、片手でも操作しやすいコードレスインパクトドライバです。
36Vコードレスインパクトドライバで業界最短(ヘッド長さ114mm)・業界最軽量(1.6kg)・業界最速締め付けスピード(5.46秒)と高性能。
さらに、本体カラー5色+別売りのカラープレート5色で、デザインにもこだわれます。
[HiKOKIおすすめ電動工具③]ハイコーキ 190mm丸のこ(ブレーキ付)FC7MA3
☆この商品は、人気雑誌『月刊グッズプレス 2021年5月号』で紹介されています!

FC7MA3は、切込み深さの調整がスムーズにできる「切込み調整ワンタッチレバー」や、切粉をまとめて排出する「後方排出方式」を搭載した、プロ並みの機能をもつ丸のこ。
高い剛性のアルミベースや「調整式ガイドピース」で使いやすさがアップしている点も特徴です。
◆「全メーカーのなかのおすすめ電動工具」を知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの「HiKOKI(ハイコーキ)」人気ランキング
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの「HiKOKI(ハイコーキ)」人気ランキングは、こちらからご覧いただけます。
「HiKOKI(ハイコーキ)のどんな工具が売れているのか」を知る参考にどうぞ。
・Amazon:コードレス工具の 売れ筋ランキング
・楽天市場:ハイコーキ 電動工具本体ランキング
・Yahoo!ショッピング:「HiKOKI」のランキング
参考文献・サイト・データ
この記事では、こちらの文献やサイトを参考にさせて頂いています。
- 雑誌『ドゥーパ!2020年8月号』Gakken
- サイト『HiKOKI』